TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.34
テーマ:醫と藝 深層意識と花―夏編―
日時:6月20日(月) 19時から21時頃まで
講師:稲葉俊郎
聞き手:塚田有一
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 温室
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
料金:3000円(お茶菓子付き)
お問い合わせ:こちらのフォームからお問い合わせください。
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とご記入ください。
東大病院循環器内科の医師稲葉俊郎さんをお招きしての年5回のシリーズ「醫と藝」。
春編の前回は「こころとからだ、そしていのちの全体性」というお話から始まり「生命史」では40億年の多様性と調和の生命の歴史をおさらいし、「植物と動物」に分かれた20億年ほど前から人の身体(主に内臓)がどのように変遷してきたのか様々な図版を見ながらご説明くださいました。そして「医療の歴史」を概観し、医療について洋の東西を比較しながら、「日本は、身心の問題を、「道」「型」「美」「芸術」の世界に昇華して保存している」と結びました。
今回ご参加くださった皆さんは、お能や茶道、香道、踊り、音楽、スポーツインストラクター、ボイストレーナー、ヨガ、易、結び、暦や自然農に関わる人たち、編集者などなど。言葉にはしにくかったけど実感していることを稲葉さんによって解きほぐしてもらえ、腑に落ちたという方がとても多かったように思います。
6月20日(月)は、同シリーズの夏編です。季節は夏至を迎え、日本では梅雨のさなか。湿気が身心にまで影響を及ぼす季節。テーマは「からだの中の植物世界の歴史」です。どんなお話が聞けるか楽しみです。
【プロフィール】
稲葉俊郎(いなば・としろう)
1979年 熊本生まれ。
医師(東京大学医学部付属病院 循環器内科医 助教)。
カテーテル治療や先天性心疾患を専門とし、往診による在宅医療、夏季の山岳医療にも従事(東京大学医学部山岳部監督 涸沢診療所副所長)。
伝統医療、補完代替医療、民間医療にも造詣が深い。
能楽を学びながら、未来の医療の枠を広げるよう、芸術、伝統芸能、農業、民俗学・・・など、様々な分野との化学反応を起こす活動を積極的に行っている。
塚田有一(つかだ・ゆういち)
ガーデンプランナー/フラワーアーティスト/グリーンディレクター。
1991年立教大学経営学部卒業後、草月流家元アトリエ/株式会社イデーFLOWERS@IDEEを経て独立。作庭から花活け、オフィスのgreeningなど空間編集を手がける。 旧暦や風土に根ざした植物と人の紐帯をたぐるワークショップなどを展開。 「学校園」「緑蔭幻想詩華集」や「めぐり花」など様々なワークショップを開催している。
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