2015年7月29日水曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.6とvol.7はめぐり花とDJまほうつかい『Last Summer』リリース記念 都市の空き地で奏でる音楽と花

DJまほうつかいことマンガ家・西島大介さんが、8月12日にソロ・ピアノによる初のフルアルバム『Last Summer』(WEATHER 066/HEADZ 207)をリリースします。


リリースを記念して、8月16日(日)にDJまほうつかい=西島大介さんをお招きし、TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.6「めぐり花~『Last Summer』リリース記念のための~」vol.7「DJまほうつかい『Last Summer』リリース記念 都市の空き地で奏でる音楽と花」を開催します。


普段は平日の夜に行われることが多いTERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) ですが、この日は昼にvol.6、夕方にvol.7の二部構成。西島大介/塚田有一による「めぐり花」、アルバム試聴会&キャンドルナイトコンサート報告会(西島、吉田隆一、石塚周太)、ミニライブ(DJまほうつかいトリオのピアノ抜き)と盛りだくさんの内容でお届けします。

■TERRAIN VAGUE vol.6
テーマ:めぐり花~『Last Summer』リリース記念のための~
日時:8月16日(日)13時から15時
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
講師:塚田有一(西島大介さんも参加予定)
料金:1,500円
※vol.6とvol.7に通しでご参加いただける方は2,500円の特別料金となります。
お問い合わせ:hikarionsitu@yahoo.co.jp

※“めぐり花”について
めぐり花とは花の連句です。

©RiFT岩谷亮

集まった人で一つの花のインスタレーションをつくって行きます。

©RiFT岩谷亮

みんなで手に手に花を、巡って生けていくと、その時その場でしか生まれない一瞬のユートピックな世界が生まれます。

©RiFT岩谷亮

詳しくはこちらをご覧ください。このめぐり花が、会場装飾となり、その中で西島さんたちがトークやミニライブをしてくれます。

■TERRAIN VAGUE vol.7
テーマ:DJまほうつかい『Last Summer』リリース記念 都市の空き地で奏でる音楽と花
日時:8月16日(日)17時から19時
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
出演:西島大介/吉田隆一/石塚周太
料金:1,500円
※vol.6とvol.7に通しでご参加いただける方は2,500円の特別料金となります。
お問い合わせ:hikarionsitu@yahoo.co.jp

真夏の都市の空き地でどんなステキな出来事が起きるのでしょうか? ぜひご参加ください。


2015年7月25日土曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.5 都市の空き地で読みたい夏の本

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.5

テーマ:都市の空き地で読みたい夏の本
日時:8月5日(水)19時から21時
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
料金:500円
お問い合わせ:terrainvague2015@gmail.com
※席に限りがありますので、事前にお申し込みください。ただし、当日の飛び入り、途中参加も歓迎します。

ようやく梅雨も明け、これからまさに夏真っ盛り。ということで、次回のTERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)vol.5は、「都市の空き地で読みたい夏の本」をテーマに集まりたいと思います。



本のジャンルは何でもかまいません。小説、絵本、マンガに写真集、果ては研究書や図鑑、料理書? CDのブックレットなんかもありかも! 暑い夏に怖い夏、ひと夏の恋に夏休みの思い出、夏のイメージは人によってそれぞれ。夏といえばやっぱりこれ!という、あなたにとってのとびきりの“夏”本を持って、都市の空き地にお集まりください。小説やマンガについては、もちろん短編だってOKですよ。


参加者の紹介本を通じて、思ってもみなかった夏を体験できるかも。みんなでお互いの夏を共有しあいましょう!

参考:
TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.4「都市の空き地で読みたい絵本」

2015年7月24日金曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)vol.4 終了

7月22日(水)のTERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.4、無事終了しました。


今回のテーマは「都市の空き地で読みたい絵本」。多くの方にご来場いただき、最終的な参加者は18名に及びました。



参加者の皆さんが、持ち寄った絵本をそれぞれ紹介してくれました。



日本の絵本から外国の絵本、よく知られた絵本からレアな絵本まで、集まった絵本は実にさまざま。これで全部ではありませんが、当日紹介された絵本はこんな感じ!


中でも、以下の絵本には特に注目が集まっていた印象がありました。

佐々木マキ『ぶたのたね』絵本館

バージニア・リー・バートン
『せいめいのれきし―地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし』
いしいももこ訳、岩波書店

Michel Van Zeveren, Et pourquoi?, L'Ecole des loisirs

クェンティン・ブレイク『みどりの船』千葉茂樹訳、あかね書房

Lakudha Cobuni文, 高松次郎絵, 
The Birth of Land: Four Japanese Myths of Creation
Labo Teaching Information Center

世の中には知らない絵本がほんとにたくさんあって、読んだ人たちの話を通じてまだ知らない絵本と出会うことができるのってステキですよね。機会があれば、ぜひ第2回を企画したいと思います。


2015年7月11日土曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.4 都市の空き地で読みたい絵本

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.4

テーマ:都市の空き地で読みたい絵本
日時:7月22日(水)19時から21時
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33−2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
料金:500円
お問い合わせ:terrainvague2015@gmail.com
※席に限りがありますので、事前にお申し込みいただけるとありがたいです。もちろん当日の飛び入り、途中参加もOKです。

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)vol.4のテーマは「都市の空き地で読みたい絵本」。

皆さん、最近、絵本を読んでいますか? 大人になると、本好きの人でも、あまり絵本は読まなくなってしまうものです。

中には、お気に入りの絵本や思い出の絵本があるという方もいるかもしれませんね。絵がいい、ストーリーがいい、仕掛けがおもしろい、大事な思い出と結びついている……。人と絵本の結びつきはそれこそ人さまざまだと思います。

でも、自分だけで楽しむのは惜しい、このおもしろさを他の人と共有したい、そんな絵本はありませんか? 都市の空き地に集まって、おすすめの絵本をみんなで紹介しあいましょう。あなたのとっておきの絵本をお持ちください。1冊だけなんて選べない! そんな方はぜひ複数の絵本をお持ちください。



もちろん、特におすすめの絵本があるわけじゃないけど、絵本自体に興味がある、そんな方も大歓迎です!

絵本には長~い歴史があります。日本の絵本もあれば、海外の絵本も、子供向けの絵本もあれば、大人向けの絵本も。きっとまだ知らない絵本が存在しているはず! 絵本のステキな世界に改めて目を向けてみましょう!


2015年7月10日金曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)vol.3 終了

7月6日(月)のTERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)vol.3は、カーニバル評論家にして写真家の白根全さんに、「ふしぎのマチュピチュ」というテーマでお話しいただきました。



白根全さんは優に50回はマチュピチュを訪れているという、言わばマチュピチュの達人。その白根さんが、秘蔵の写真や貴重な資料を交えつつ、2時間たっぷり使って、マチュピチュのあれやこれやをお話しくださいました。

会場の様子


当日の配布資料

そもそもマチュピチュはペルーに存在するインカ帝国の遺跡。白根さんのお話は、ペルーという国の地理的条件から、アンデス文明~インカ帝国へと至る歴史を通り、その風土と歴史が育んだ文化、そしてマチュピチュへ――。まさに博覧強記の講義といった趣で、参加者の皆さんは学生に戻ったような様子で、思わず白根さんのお話に聞き入ります。

こんな風に壁面に写真を投影

はたしてマチュピチュが何のために作られたのか。実はそんなこともまだ正確にはわかっていないそうです。マチュピチュがアメリカの学者ハイラム・ビンガムに発見されたのが1911年。それから既に100年以上が経つわけですが、案外多くのことが謎のまま残されています。その中でも、はっきり言えることは、マチュピチュが、さまざまな災害に備えた計画都市であるということ。そもそもアンデス文明が、多様な気候に応じた耐震建築を発展させた文明だそうで、現代の最新技術も真っ青の耐震構造を備えた遺跡がそこかしこに存在しているそうです。

上の写真は5000年以上前に遡ると言われるラス・シクラス遺跡で使われていたという石を詰めたネット“シクラ”の残存物。
こんな貴重なものも見せていただけました。

実は、アンデス文明は、インカ帝国に至るまで、文字を持たない文明であったとのこと。白根さんは、そのインカ帝国について、まるで当時を生きてきたようにお話してくださったわけですが、それは現地をよく知る、現場の知の体現者だからこそ可能なことなのでしょう。


白根さんはこれからペルーに渡り、数カ月を中南米で過ごしたのち、秋頃に再び帰国されるとのこと。帰国されたあかつきには、ぜひまたTERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)でお話しいただきたいものです。