2015年12月21日月曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)vol.18 松岡大のゆるめ塾

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.18

テーマ:松岡大のゆるめ塾
日時:12月26日(土) 19時から21時頃まで
講師:松岡大
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
定員:10名
料金:3000円
お問い合わせ:こちらのフォームからお問い合わせください。
         フォームの「本文」に「TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.18参加希望」
         とご記入ください。
※席に限りがありますので、事前にお申し込みください。


世界45カ国のべ700都市以上でワールドツアーを行っている山海塾ダンサー松岡大による、からだをゆるめる方法を無理なく楽しみながら身につけるワークショップです。

上手にからだをゆるめることで血液の循環を良くし、深い呼吸を行えるようになり、ストレス解消や疲労回復、集中力向上にもつながります。


「温室」にて、様々な種類の植物に囲まれながら全身の細胞を活性化させて、心地よく新年を迎えましょう!

※着替えの場所がありませんので、動きやすい格好でお越しください。

【プロフィール】
松岡大(まつおか・だい)
上智大学卒業。桑沢デザイン研究所卒業。2005年より山海塾に舞踏手として参加。
「金柑少年」「とばり」「うむすな」などの主要作品に出演中。
2011年より、街を歩きながらミュージシャンとダンサーによるライブを鑑賞するウォーキング形式のパフォーマンスイベントLAND FESを主催。
 2014年&15年に調布市せんがわ劇場主催、巻上公一(ヒカシュー)が総合プロデューサーを務める「JAZZ ART せんがわ」の同時開催イベントとして仙川の街でランドフェスを開催し、商店との交渉を重ねながら街全体を舞台に仕立てあげるユニークな企画性が音楽・ダンスのファンのみならず、地域の人々からの注目を集め、好評を博す。これまでに巻上公一、坂本弘道、森重靖宗、大石将紀、ユーグ・ヴァンサン、カール・ストーン等、多数のミュージシャンと共演している。


2015年11月16日月曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)vol.17 物理と花―椿

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.17

テーマ:物理と花―椿
日時:11月22日(日) 15時から17時
出演:江本伸悟(物理学者)、塚田有一(聞き役)
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
料金:2000円
お問い合わせ:こちらのフォームからお問い合わせください。
         フォームの「本文」に「TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.17参加希望」
         とご記入ください。
※席に限りがありますので、事前にお申し込みください。

今度のテラン・ヴァーグは物理の江本伸悟さんをお迎えします。
能楽師の安田登さんの紹介で知り合った江本さん。東大大学院を出て、各地で講演をしたり、家庭教師をしたり、在野の学者として歩んでいらっしゃいます。渦の研究者でもある江本さんの起こす大小さまざまな渦巻に注目してきました。来年は私塾の立ち上げ構想も。


今回は、花の美しさを感嘆し、花の生命に覚醒するための物理学を営んでいた寺田寅彦に注目します。


椿のことが書かれた『思出草』という随筆のもとになった論文を参考にして、みなさんと椿の俳句と物理学について鑑賞していけたらと思っています。寅彦は物理学者であると同時に、文学者夏目漱石の弟子でもあり「日本人の物理学」をめざしました。
 
    落ちざまに虻を伏せたる椿哉   漱石

物理学とも植物学とも発生学とも花学ともいいうる、あわいの学になりそうです。

【プロフィール】
江本伸悟(えもと・しんご)
大学の学部時代、認知と生命について研究をしているとき、こうした問題を「生物学の観点」からではなく「物理学の観点」から研究している人たちがいることを知る。当時のじぶんからは想像だにできない角度からこの世界を眺めている人々がいることを知って、彼ら物理学者の瞳に映っている風景を、じぶんの眼でも眺めてみたいという想いを抱く。大学院からは研究分野をかえて、物理学の世界へと飛びこみ、そこでみずからの身体をつうじて物理学の風景を観じてみることに。博士号を取得したあとは在野に出て、自身の体験や物理学の歴史を踏まえながら「物理十話」なる講座を開講し、そうしたなかで「物理とは?」ということを考えている。NOTH主催の連続講座「自然を描く筆としての数学」「物理十話」、能楽師安田登さんの寺子屋「渦と古事記」、落語家立川吉笑さんの「吉笑ゼミ。(2015年4月の第4回)」など、各方面で講師として活躍中。


1985年、山口県生まれ。
2008年、東京大学工学部を卒業。
2011年、東京大学大学院にて修士号(科学)を取得。修士論文では、先端エネルギー工学優秀賞を受賞。
2014年、同大学院にて博士号(科学)を取得。博士論文の一部は日本物理学会にて学生優秀発表賞(領域2)を受賞。

2015年10月21日水曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)vol.16 『マンガの現在地!』増刊号―マンガと音楽がつなぐ人、つくる場所―

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.16

テーマ:『マンガの現在地!』増刊号―マンガと音楽がつなぐ人、つくる場所―
日時:11月14日(土) 19時から21時
出演:田口囁一(マンガ家・ミュージシャン)、島田一志(マンガ編集者)
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
料金:1500円
お問い合わせ:こちらのフォームからお問い合わせください。
         フォームの「本文」に「TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.16参加希望」
         とご記入ください。
※席に限りがありますので、事前にお申し込みください。

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.16のテーマは、「『マンガの現在地!』増刊号―マンガと音楽がつなぐ人、つくる場所―」。バンド・マンガ『フジキュー!!!』を連載中のマンガ家にして、バンド「感傷ベクトル」のフロントマンでもある田口囁一さんをお招きし、先頃、現在のマンガをとりまく環境を分析した『マンガの現在地!―生態系から考える「新しい」マンガの形』(共著、フィルムアート社)を上梓した編集者の島田一志さんを聞き手に、「現在のマンガ」そして、その「未来」を語っていただきます。

ポスト・インターネット時代と呼ばれる現在。マンガと音楽のかたちも大きく変わってきています。
具体的にいえば、これまでのマンガ家は雑誌で連載をし、ミュージシャンはCDをつくり、ライブをすればよかった。しかし、そうしたフォーマット(マンガ雑誌やCD)が壊滅的に売れなくなった現在、
マンガ家やミュージシャンたちは新しいかたちの表現とその発表の仕方を模索しはじめています。

これはとてもおもしろいことだ、と私たちは考えています。マンガ雑誌やCDが売れ ないことを悲観するだけでなく、その既存のフォーマットを愛し、また、新しい世界へと旅立とうとするアーティストたちを応援したいと思っています。

当日はトークだけでなく、田口さんが何曲か弾き語りしてくれる予定です。


マンガと音楽を通じ、独自の世界をつくりつづけている田口ワールドをお楽しみください。

当日、ご来場の方には、『ロック・コミック』の著書もある島田さん制作のコピー本『感想ベクトル~「フジキュー!!!」とロック・マンガ論序説~』(このイベントのための限定制作)を配布いたします。

【プロフィール】
田口囁一(たぐち・しょういち)
漫画家、作曲家、ボーカリスト。2009年、集英社「ジャンプSQⅡ」で漫画家デビュー。2012年、主催するバンド“感傷ベクトル”でビク ターよりメジャーデビュー。現在は講談社別冊少年マガジンで『フジキュー!!!』を連載する傍ら、ライブや音楽製作を行う。

島田一志(しまだ・かずし)
1969年生まれ。編集者。「九龍」元編集長。西島大介『世界の終わりの魔法使い』、五十嵐大介『はなしっぱなし 新装版』、上條淳士『山田のこと』などを編集。編著に『マンガの現在地!』『漫画家、映画を語る。』、著書に『ワルの漫画術』『ロック・コミック』などがある。

2015年10月20日火曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)vol.15 今年のガイマン大集合 ガイマン賞2015おさらい

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.15

テーマ:今年のガイマン大集合 ガイマン賞2015おさらい
日時:11月4日(水) 19時から21時
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
料金:500円
お問い合わせ:terrainvague2015@gmail.com
※メールの件名に「TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.15参加希望」と書いてお申し込みください。ただし、当日の飛び入り、途中参加も歓迎します。

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.15のテーマは再び「ガイマン賞2015」。TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.8に引き続き、ガイマン賞2015のノミネート作を振り返ります。


ガイマンとは海外マンガのこと。なかなか目にする機会がないかもしれませんが、邦訳海外マンガ=ガイマンは、ここ数年着実に刊行点数が増えていて、年間100点を超える本が出版されています。

ガイマン賞とは、1年間に刊行されたガイマンを対象に、読者自身の投票によって、年間ベストを選ぶ「読者が選ぶ翻訳海外マンガアワード」。ガイマン賞2015のノミネート対象は、2014年10月1日から2015年8月31日までに出版されたガイマンです。投票期間は2015年10月1日から11月30日の2カ月間。

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.8では、2014年10月1日から2015年2月28日に刊行されたガイマンを振り返りました。今回は2015年3月1日から8月31日までに刊行されたガイマンを一気に振り返ります。

ガイマン賞2015のノミネート作の一部

ガイマンのことをよく知らないという方こそぜひご参加ください。ガイマン賞スタッフを始め、海外マンガに詳しい参加者が作品の魅力をご説明します。

世界中のマンガがあなたをお待ちしています。事前準備は何も要りません。立ち読み感覚で気楽にご参加ください。

ガイマン賞公式サイト

ガイマン賞ブログ


2015年10月19日月曜日

緑蔭幻想詩華集 VOL.8 「鏡」

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)のオーナー塚田有一が、文芸評論家、アンソロジストの東雅夫さんとお届けする緑蔭幻想詩華集(アンソロジー)。

東雅夫さんが朗読し、塚田有一が物語りとしての花をいけます。

早くも8回目となる今回のテーマは「鏡」。

日時:10月27日(火)満月 19時~21時
出演:東雅夫(文芸評論家、アンソロジスト)、塚田有一(花いけ)
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図

詳しいご案内・お問い合わせはこちらをご覧ください。


TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.14 ものがたりの中の生き物たち〜日本画と生物多様性〜

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.14

テーマ:ものがたりの中の生き物たち〜日本画と生物多様性〜

日時:10月25日(日) 18時から21時
講師:坂田昌子
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
料金:1000円
お問い合わせ:こちらのフォームからお問い合わせください。
                    フォームの「本文」に「TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.14参加希望」と
         ご記入ください。ただし、当日の飛び入り、途中参加も歓迎します。
※席に限りがありますので、事前にお申し込みください。

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.14のテーマは「日本画と生物多様性」。イベント当日の10月25日(日)は、後の月見の十三夜の夜です。


講師は坂田昌子さん。古本屋「げんせん館」主人であり、「八王子古本まつり」の仕掛け人として働くかたわら、高尾山を守る環境NGO「虔十の会」代表、生物多様性保全の全国的ネットワーク「国連生物多様性の10年市民ネットワーク」代表を兼務するという不思議な経歴の持ち主。主に高尾山をフィールドとしたネイチャーガイドとしても活躍しておられます。


前回の「ものがたりの中のいきものたち〜物語と生物多様性〜」は大変評判が高く、第二弾をお願いしました。今回は伊藤若冲川瀬巴水らの日本画に描かれた風景や暮らし模様から生物多様性や未来へ向けて自然とくらす生き方の知恵を発見します。

神田古本まつりの会期中でもあり、会場には坂田さん選りすぐりの「生物多様性を考えるための書物(古本)」をお持ちいただきます。坂田さんのお話の中に出てくる本をそのままご購入いただけます。はたしてどんな本が集まるのか、こちらもお楽しみに。

後の月見について、TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)のオーナー塚田有一も短いトークをします。


神保町の「都市の空き地」が生物多様性の森へと分け入る入口になります。ぜひ足をお運びください。


また、TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.12の豊田徹也さん『珈琲時間』複製原画展を見逃した方は、16時から18時限定で同複製原画展をご覧いただけます(入場料500円)。


限られた時間ではありますが、前回ご覧いただけず残念な思いをされた方は、お時間が許す限りぜひご来場ください。

【プロフィール】

坂田昌子(さかた・まさこ)

生物多様性保全の全国的ネットワーク「国連生物多様性の10年市民ネットワーク」代表。
高尾山を守る環境NGO「虔十の会」代表。
古書店「げんせん舘」店主。
高尾山の自然を守るために圏央道トンネル工事に反対し、
その活動に多くの著名人や市民を巻き込み影響を与えた。
既存の「反対運動」ではなく、ツリーハウス作りやエコガイド、
音楽やスポーツのイベントなどを通じて五感にうったえることを重視。
以降、日本各地の環境を守る活動をする人々と交流しネットワークを作る。
生物多様性条約締約国会議や国連持続可能な開発会議などの国際会議にも参加。

2015年10月4日日曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.13 もう少し知りたい「さわり」学 “四柱推命”ってなんだろう?

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.13

テーマ:もう少し知りたい「さわり」学 “四柱推命”ってなんだろう?

日時:10月13日(火)朔 19時から21時
講師:内藤孝南(阿蘇の母)
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
料金:1000円
お問い合わせ:こちらのフォームからお問い合わせください。
                    フォームの「本文」に「TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.13参加希望」とご記入ください。
※席に限りがありますので、事前にお申し込みください。

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.13は「もう少し知りたい「さわり」学 “四柱推命”ってなんだろう?」。講師を務めてくれるのは“阿蘇の母”こと内藤孝南さん。


四柱推命は数ある占いの中でも的中率の高さに定評があり、人の一生を占うには、最も適した占術です。しかし、占いの中では最も難解と言われています。その難解といわれている四柱推命を多くの人に興味を持っていただけるように、花の一生に例えて、わかりやすくご紹介いたします。



【プロフィール】
内藤孝南(ないとう・こうなん)
加藤普品師の高弟である岡村青舒師に師事。四柱推命学を中心に九星気学、易、西洋占星術、手相などを使って占いの対面鑑定及び人生相談をおこなっています。占い歴25年。
占いRoomぴっぱらぁじゅ主宰(鑑定と四柱推命プロ養成)
真言密教 高野山大師教会 加持祈祷允可 
株式会社アルク 韓国語ジャーナル・今月の運勢執筆/プリンスホテル占いコーナー、読売新聞「占いの鉄人」、よみうり文化センター講師などを経て、現在はyahoo、ニフティー、goo、google、Line、楽天、biglobe他多数でネット占い『熊本阿蘇の母』として活躍中。

2015年9月21日月曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.12 田中雅紀ライブ&『珈琲時間』複製原画展

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.12

テーマ:田中雅紀ライブ&『珈琲時間』複製原画展

日時:10月6日(火)19時から21時(『珈琲時間』複製原画展のみの場合は13時から18時半まで
出演:田中雅紀
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
料金:2000円(『珈琲時間』複製原画展のみの場合は500円
お問い合わせ:こちらのフォームからお問い合わせください。
                    フォームの「本文」に「TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.12 
           田中雅紀ライブ&『珈琲時間』複製原画展参加希望」とご記入ください。
                         『珈琲時間』複製原画展のみの場合は予約不要です。
※ライブは席に限りがありますので、事前にお申し込みください。

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.12は「田中雅紀ライブ&『珈琲時間』複製原画展」。

田中雅紀さんは1988年東京生まれ。バンド「CHARTREUSE(シャルトリューズ)」のヴォーカル&ギターを務める一方、ソロでも精力的に活動し、毎月20近くのライブをこなすというライブ狂。


田中雅紀さんをまだご存じないという方、まずはこちらの演奏をお聞きください。


田中雅紀「ハイウェイスター」

独特の世界観で高く評価されるドープシンガーが、都市の空き地でエネルギッシュなパフォーマンスを披露してくれます! 

さらに当日は、田中雅紀さんと個人的に親交のあるマンガ家豊田徹也さんの『珈琲時間』(講談社)複製原画展も併せて開催いたします(『珈琲時間』複製原画展のみの場合は、13時から18時半まで)。


当日、豊田さんの来場予定はありませんが、複製原画展にご来場いただいた方にはオリジナルカードを、ライブにご参加いただいた方には豊田さんによる田中雅紀さんへのインタビューを収録したオリジナルペーパーをご用意いたします。

オリジナルカード
(背景に描かれているのは会場となる東方学会の建物!)

オリジナルペーパー

会場では以下の物販も行います。
●CD『Carnival』¥500
●カセットテープ『ハイウェイスター/群青』¥500

都市の空き地を舞台に行われる『珈琲時間』の世界と田中雅紀さんの音楽の邂逅。ぜひ足をお運びください。

【プロフィール】
田中雅紀(たなか・まさき)
1988年東京生まれ。
バンド「CHARTREUSE(シャルトリューズ)」ヴォーカル&ギター。
2009年からはソロとしても精力的に活動。
CD『Carnival』(ソロ)
    『Kalium』(CHARTREUSE)


TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.11 キューバの呪い―変わりゆくカリブ海の島国

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)vol.11

テーマ:キューバの呪い―変わりゆくカリブ海の島国
案内人:白根全(カーニバル評論家/写真家)
日時:10月2日(金)19時から21時頃まで
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33−2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
料金:1500円
募集人員:20名
問い合わせ:こちらのフォームからお問い合わせください。
                 フォームの「本文」に「TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)vol.11 キューバの呪い
                     ―変わりゆくカリブ海の島国 参加希望」とご記入ください。
※席に限りがありますので、事前にお申し込みください。

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)vol.11のテーマは「キューバの呪い―変わりゆくカリブ海の島国」。vol.3でマチュピチュについて貴重かつおもしろいお話をしてくださった冒険家、旅人にしてカーニバル評論家、写真家の白根全さんが、今度はキューバの最新事情を語ってくださいます。


“ 太古の昔より、ラテン業界には「キューバの呪い」と呼ばれる奇怪な病状が存在すると語り継がれてきた。「スキューバ・ダイビング」の看板を見て、「キューバ」と読み違えては体温が急激に上昇したり、「バーベキュー」が「キューバ」に見えて心臓の鼓動が倍増する初期症状に始まり、八百屋の店先に並ぶキューリとバナナを目にして、「キューリとバナナで、あぁぁぁ~キューバ」などと勝手に結びつけては、ため息を漏らして寝込む末期症状に至るまで、その症状はさまざまにして奥深い。一度ハマるとどうにも抜け出せなくなる、闇の奥のような怪しい魔力。政治抜きには語れない存在でありながら、常に熱帯の空のように突き抜けた在り様。難解な恋愛に悩むが如く、キューバは人の心を捕えては放してくれない。


 「髭のカストロとチェ・ゲバラの革命キューバ」なのか、「ブエナビスタ・ソシアルクラブの老音楽家たちの故郷キューバ」なのか、それとも「ヘミングウェーと葉巻とラム酒の熱帯キューバ」なのか?  キューバはそれぞれの立ち位置に応じた、複雑で多様な表情を見せてくれる。踊っている絶対リズム感のダンサー全員が国家公務員、というキューバのカーニバルにも、その怪しさは垣間見られるだろう。

©Walker Evans 1933:La Habana 

 もはや説明するのも面倒なので、『キューバは趣味/道楽』、ということにして、1989年のキューバ・デビュー以来このカリブ海の熱帯社会主義国に入り浸ってきた。この夏でついに訪問潜伏合計30回目をマークするほどに、このヘンな国のディープさから抜け出せない。「呪い」のなせる技だと認めたくはないが、この世界の例外がどうにも気になってしょうがないのも事実だ。そもそも、カストロの銅像がキューバ国内には幾つ建てられているか? 実はゼロ、ひとつも存在しない。個人崇拝を法的に禁止するほどに、その政治的センスにはぶっ飛んだものがある。「キューバを知らずして、世界を語るなかれ」と思わず言いたくなるのも、これまた呪いのせいかも知れない。


 とはいえ、アメリカによる長年の経済封鎖を困窮の言い訳に使ってきたキューバも、経済的破綻が現実のものとなり、昨年末の宿敵アメリカとの国交正常化という究極の選択も、今さらながら時間の問題だった気はする。では、昨夏と今夏のキューバの違いは? さらに気になるキューバの未来は? そして・・・、一言ではとても説明しきれないので、ぜひぜひ温室の空き地にお運びくだされませ。”  
(※以上、白根全さんより頂戴したコメントより抜粋)

都市の空き地で語られるまだまだ未知の国キューバ。ぜひ足をお運びください。

【プロフィール】
白根 全 Zen SHIRANE
カーニバル評論家。ラテン通いも既に25年余、訪れた国は6大陸140カ国を超える。人類400万年の旅『グレートジャーニー』の先乗り&コーディネートは実はこの人。世界で初めてサハラ砂漠を50ccの原付きバイクで縦断するというギネス・レコードを持つ冒険家にして旅人でもある。
(より詳しくはワイルド・ナビさんのサイトをご参照ください)

2015年9月17日木曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.10 ものがたりの中の生き物たち〜日本文学と生物多様性〜

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.10

テーマ:ものがたりの中の生き物たち〜日本文学と生物多様性〜
講師:坂田昌子
日時:9月24日(木)19時から21時
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
料金:1000円
お問い合わせ:こちらのフォームからお問い合わせください。
                    フォームの「本文」に「TERRAIN VAGUE vol.10 ものがたりの中の生き物たち
                    〜日本文学と生物多様性〜参加希望」とご記入ください。
※席に限りがありますので、事前にお申し込みください。ただし、当日の飛び入り、途中参加も歓迎します。


TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.10のテーマは「ものがたりの中の生き物たち〜日本文学と生物多様性〜」。


イベント当日の9月24日(木)は、二十四節気の「秋分」の翌日にあたります。

講師は坂田昌子さん。古本屋「げんせん館」主人であり、「八王子古本まつり」の仕掛け人として働くかたわら、高尾山を守る環境NGO「虔十の会」代表、生物多様性保全の全国的ネットワーク「国連生物多様性の10年市民ネットワーク」代表を兼務するという不思議な経歴の持ち主。主に高尾山をフィールドとしたネイチャーガイドとしても活躍しておられます。


当日は、古本屋店主の一面を持つ坂田さんに、物語が伝える生物多様性や自然とくらす生き方の知恵を、岡本綺堂の随筆集や野口富士男の『わたしの中の東京』などを参考に伺うほか、高尾山での独自の自然保護活動などを通じて生まれたネットーワークづくりの方法等についてもお話しいただきます。


会場には坂田さん選りすぐりの「生物多様性を考えるための書物(古本)」をお持ちいただきます。坂田さんのお話の中に出てくる本をそのままご購入いただけますよ。はたしてどんな本が集まるのか、こちらもお楽しみに。

終盤には、書物や植物を巡って、TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)のオーナー塚田有一との対談も行う予定です。書物と植物、ひいては自然全体はどう関わっているのでしょうか?



この日、神保町の「都市の空き地」が生物多様性の森へと分け入る入口になります。ぜひ足をお運びください。

【プロフィール】
坂田昌子(さかた・まさこ)
生物多様性保全の全国的ネットワーク「国連生物多様性の10年市民ネットワーク」代表。
高尾山を守る環境NGO「虔十の会」代表。
古書店「げんせん舘」店主。
高尾山の自然を守るために圏央道トンネル工事に反対し、
その活動に多くの著名人や市民を巻き込み影響を与えた。
既存の「反対運動」ではなく、ツリーハウス作りやエコガイド、
音楽やスポーツのイベントなどを通じて五感にうったえることを重視。
以降、日本各地の環境を守る活動をする人々と交流しネットワークを作る。
生物多様性条約締約国会議や国連持続可能な開発会議などの国際会議にも参加。

2015年8月30日日曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.9 寺尾洋之・テラオヒロユキ展&スペシャル・トーク!

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.9

テーマ:寺尾洋之・テラオヒロユキ展
期間:9月16日(水)~20日(日)
時間:9月16日(水) 16時~21時
        9月17日(木) 16時~21時
        9月18日(金) 16時~21時
        9月19日(土) 13時~21時
        9月20日(日) 13時~21時
※連日20時~21時は寺尾洋之さんのspecial! トーク! 
   special! トークは要申込。各回25名先着順。
   トークの時間にご入場いただけるのはご予約の方のみです

場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
料金:500円(展覧会入場料のみ)
        1500円(展覧会入場料+special! トーク)
お問い合わせ:special! トークはこちらのフォームからお申し込みください

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.9はテラン・ヴァーグ初の試みとなる展覧会「寺尾洋之・テラオヒロユキ展」。イラストレーター/アニメーター寺尾洋之さんがファン待望の初の個展を開催してくださいます!


アニメ『ストライクウィッチーズ』シリーズのメカデザイン、メカ総作画監督や『魔法少女まどか☆マギカ 』劇場総集編作画監督および『[新編] 叛逆の物語』の副監督など、活躍目覚ましい寺尾洋之さんですが、個展を行うのはこれが初めて。

今回、寺尾洋之さんがジャケットを手がけた吉田隆一さん率いる音楽ユニットblacksheepの新譜『+ -Beast-』発売日(9月16日)に合わせ、寺尾洋之さんのここまでのお仕事を振り返るファン待望の展覧会をTERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)で開催していただけることになりました。オリジナルグッズなどの物販も行いますよ。
blacksheep『+ -Beast-』
レーベル: VELVETSUN PRODUCTS
品番:VSP-0012
JAN:4571475650121 
フォーマット:CD+24Pブックレット
発売日:2015年9月16日
こちらにくわしい情報があります。
こちらでは曲の視聴もできるようです。
「寺尾洋之・テラオヒロユキ展」会期は9月16日(水)~20日(日)の5日間。日によって開場時間が異なりますので、ご注意ください。

会期中、寺尾洋之さんは毎日会場にいらしてくださいますが、連日20時~21時は寺尾洋之さんご自身によるspecial! トークを行います。トークの内容は以下の通りです。

9月16日(水) アルバムアートワーク
9月17日(木) これまでの仕事 前編
9月18日(金) これまでの仕事 後編
9月19日(土) 僕の映像観
9月20日(日) 絵を描くということ

special! トークは完全予約制。先着25名様となりますので、ご注意ください。
こちらのフォームからお申し込みください。

寺尾洋之さんと一緒に皆さんのご来場をお待ちしております!

【プロフィール】
 寺尾洋之・テラオヒロユキ
  イラストレーター/アニメーター/デザイナー。デイレクションや美術も少々。
  1980年9月19日、新潟県出身。B型。
  専門学校卒業後、アニメーション作画スタジオに入社するも半年でフリーに。
  その後、多くのスタジオ、タイトルに関わっていく中で、
  原画、キャラクター作画監督、メカデザイン、メカ総作画監督、副監督、美術設定、
  絵コンテ・・・などと様々な役職をこなす。
 
  イラストレーションの分野にも活動を広げつつ、荻窪ベルベットサンで月に一度、
  講座を行っている。

【代表的な仕事】
  ストライクウィッチーズシリーズ・・・メカデザイン、メカ総作画監督
  魔法少女まどか☆マギカ ・・・・・・作画監督(劇場総集編) 副監督(叛逆の物語)
  blacksheep『+ -Beast-』・・・・・・・Animation Character,Mechanic Desgin / Album Art
                                                  Work 

2015年8月24日月曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.8 今年のガイマン大集合 ガイマン賞2015 予習①

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.8

テーマ:今年のガイマン大集合 ガイマン賞2015 予習①
日時:9月8日(火)19時から21時
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
料金:500円
お問い合わせ:terrainvague2015@gmail.com
※席に限りがありますので、事前にお申し込みください。ただし、当日の飛び入り、途中参加も歓迎します。

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.8のテーマは「ガイマン賞2015」。

ガイマンとは海外マンガのこと。なかなか目にする機会がないかもしれませんが、邦訳海外マンガ=ガイマンは、ここ数年着実に刊行点数が増えていて、年間100点を超える本が出版されています。

一口にガイマンと言ってもその種類はさまざま。アメリカン・コミックスもあれば、フランスのバンド・デシネもあります。それ以外にも韓国、マレーシア、イタリア、カナダにデンマークと、さまざまな国からさまざまな形式のマンガが生まれ、それが日本語に翻訳されています。

ガイマン賞2015のノミネート作の一部

そんなガイマンにもっと注目してもらいたいと作られたのがガイマン賞。ガイマン読者の投票によってその年の話題作を決める賞で、今年で第4回目を数えます。ガイマン賞の概要についてはぜひガイマン賞公式サイトをご覧ください。

ガイマン賞2015投票期間は2015年10月1日から11月30日。2014年10月1日から2015年8月31日までに出版されたガイマンが対象となります。今年のノミネート作もやっぱり100点超ですよ! 投票に当たってすべてのノミネート作を読む必要はありません。あなたが読んだお気に入りのガイマンを他の読者にオススメするつもりで投票いただければと思います。

ガイマン賞2015メインビジュアル

さすがにこれだけのガイマンをすべて読むのはかなり難しいはず。ということで、ガイマン賞2015に先駆けてノミネート作を何度かにわけてご紹介する機会を設けたいと思います。今回の対象は2014年10月1日から2015年2月28日までに出版されたガイマン。題して「今年のガイマン大集合 ガイマン賞2015 予習①」! 対象期間中に出版された30点を超えるガイマンがまさに大集合します! 海外マンガのことをよく知らないという方もご安心ください。ガイマン賞スタッフがさまざまな背景から各作品までご案内いたします。実際に見ていただくことでガイマンの魅力を発見していただけるはず。ワイワイおしゃべりしながら、まずはガイマンを手に取ってみてください。

ガイマン賞公式サイト
http://www.gaiman.jp/

ガイマン賞ブログ
http://blog.gaiman.jp/


2015年8月20日木曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.6、vol.7終了

8月16日(日)のTERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.6とvol.7、無事終了しました。



今回はvol.6「めぐり花~『Last Summer』リリース記念のための~」とvol.7「DJまほうつかい『Last Summer』リリース記念 都市の空き地で奏でる音楽と花」の二本立て。どちらもDJまほうつかい=西島大介さんが参加してくれました。


8月12日にDJまほうつかい名義でリリースした
フルアルバム『Last Summer』(WEATHER 066/HEADZ 207)

マンガ家西島大介としてのお仕事
『ディエンビエンフー』と『すべてがちょっとずつ優しい世界』

vol.6「めぐり花~『Last Summer』リリース記念のための~」では、『すべてがちょっとずつ優しい世界』にちなみ、“めぐり花”で「夏の山」「おばけ」「草っぱら」の3種類をつくりました。


第2部のvol.7「DJまほうつかい『Last Summer』リリース記念 都市の空き地で奏でる音楽と花」では、DJまほうつかいにバリトンサックスの吉田隆一さん、ギターの石塚周太さん、ヴォーカルの木下さんを交え、演奏+トーク!



とてもステキな夕べとなりました。

当日のイベントの詳細なレポートはTERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)のオーナー、塚田有一のサイトでも行っています。多くの写真がアップされていますので、ぜひご覧ください。

なお、TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)では10月にも別のアーティストさんのライブを行う予定です。追って詳細をご案内しますので、お楽しみに!



2015年8月12日水曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.7 DJまほうつかい『Last Summer』リリース記念 都市の空き地で奏でる音楽と花

TERRAIN VAGUE vol.7

テーマ:DJまほうつかい『Last Summer』リリース記念 都市の空き地で奏でる音楽と花
日時:8月16日(日)17時から19時
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
出演:西島大介/吉田隆一/石塚周太
料金:1,500円
vol.6とvol.7に通しでご参加いただける方は2,500円の特別料金となります。
お問い合わせ:hikarionsitu@yahoo.co.jp

DJまほうつかいことマンガ家・西島大介さんが、本日8月12日にソロ・ピアノによる初のフルアルバム『Last Summer』(WEATHER 066/HEADZ 207)をリリースします。リリースを記念して、8月16日(日)17時からTERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.7「DJまほうつかい『Last Summer』リリース記念 都市の空き地で奏でる音楽と花」を行います。


前日の8月15日(土)、西島大介さんは、静岡県長泉町にあるヴァンジ彫刻庭園美術館で、『Last Summer』リリース記念&DJまほうつかい10周年公演「CANDLE NIGHT 2015 CONCERT / EXHIBITION 西島大介|DJまほうつかい『すべてがちょっとずつ優しい世界』」を行われます。

8月16日(日)のTERRAIN VAGUE vol.7では、そのキャンドルナイトコンサートの報告(西島、吉田隆一、石塚周太)を行っていただき、さらにはアルバムの試聴、ミニライブ(DJまほうつかいトリオのピアノ抜き)と盛りだくさんの内容でお届けします。



西島大介|DJまほうつかいさんの音楽は、ここで視聴できますよ。

当日の会場装飾になるのはTERRAIN VAGUE vol.6でしつらえた「めぐり花」。よろしければ、あわせてこちらにもお越しください。都市の空き地でお待ちしています。





TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.6 めぐり花~『Last Summer』リリース記念のための~

TERRAIN VAGUE vol.6

テーマ:めぐり花~『Last Summer』リリース記念のための~
日時:8月16日(日)13時から15時
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
講師:塚田有一(西島大介さんも参加予定)
料金:1,500円
※vol.6とvol.7に通しでご参加いただける方は2,500円の特別料金となります。
お問い合わせ:hikarionsitu@yahoo.co.jp

DJまほうつかいことマンガ家・西島大介さんが、本日8月12日にソロ・ピアノによる初のフルアルバム『Last Summer』(WEATHER 066/HEADZ 207)をリリースします。リリースを記念して、8月16日(日)13時からTERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.6「めぐり花~『Last Summer』リリース記念のための~」を行います。

©RiFT岩谷亮

「めぐり花」とは、集まった人で一つの花のインスタレーションをつくる花の連句です。みんなで手に手に花を、巡って生けていくと、その時その場でしか生まれない一瞬のユートピックな世界が生まれます。詳しくはこちらをご覧ください。

©RiFT岩谷亮

このめぐり花が、そのあと行われるTERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.7「DJまほうつかい『Last Summer』リリース記念 都市の空き地で奏でる音楽と花」の会場装飾となり、その中で西島さんたちがトークやミニライブをしてくれます。

©RiFT岩谷亮

あなたも「めぐり花」を体験してみませんか? お盆休み最後の日曜日にぜひ都市の空き地にお越しください。

2015年8月9日日曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)vol.5 終了

8月5日(水)のTERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.5、終了しました。


今回のテーマは「都市の空き地で読みたい夏の本」。前回vol.4の「都市の空き地で読みたい絵本」に続く「都市の空き地で読みたい」シリーズ第2弾です。


外は陽が落ちてもうだるような暑さですが、緑に囲まれ冷房が効いた部屋が実に涼しげ。


今回の参加者は少なめでしたが、その分じっくりと話をすることができました。紹介の口火を切ったのは、参加者のおひとりが持ってきてくださったシェイクスピアの一篇の詩。


君を夏の一日と比べてみようか?
だが君のほうがずっと美しく、もっと温和だ。
五月には強い風が可憐な花のつぼみを揺らすし、
夏はあまりにも短いいのちしかない。
強い日差しが暑すぎることもあれば、
金色の光も絶えず雲にさえぎられる。
美しいものはすべていつかは頽れてゆくもの、
偶発時によって、また自然の変化によって、崩れてしまう。
しかし君という夏は永久にしおれることはなく、
君の今の輝きも色褪せることはない、
君が死の影の谷を歩むとは死神も吹聴できはしない、
時間を超えた詩行の中に君が生きるならば。
 人が息づき、目が見えているかぎり、
 この詩は生きつづけ、この詩によって君も命を永らえる。

この詩にはからずも表現されているように、夏は生を謳歌する季節であると同時に死を匂わせる季節でもあります。

参加者が持ち寄ってくれた本は、小説あり、エッセイあり、マンガあり、雑誌あり、人文書ありと実に多様でしたが、そんなことをふと考えたくなるような、興味深い選書となりました。


別々の参加者が持ち寄った本に何らかの関連性があったり、本から本へと思いもよらなかった連想が働いたり、ある本をきっかけにすっかり忘れていたことを思い出したり……。ひとりの読書とはまた違った濃密な時間を過ごすことができました。

いずれ第3弾を行うことになると思いますので、お時間がある方はぜひご参加ください。