2016年5月22日日曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)vol.32 松岡大のゆるめ塾:身体意識へのまなざし

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.32

テーマ:松岡大のゆるめ塾:身体意識へのまなざし
日時:5月27日(金) 19時から21時頃まで ※その後うたげ1時間程度
講師:松岡大
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 温室
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
定員:8名ほど
料金:3000円
お問い合わせ:こちらのフォームからお問い合わせください。
         フォームの「本文」に「TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.32参加希望」
           とご記入ください。
※席に限りがありますので、事前にお申し込みください。

山海塾の舞踏手 松岡大くんによる「ゆるめ塾」です。


前回のテーマは「春が来た 花見と踊り」でした。花の下ではついつい踊りたくなるのでしょう。

立夏も過ぎ、緑の吐く気がムンムンとしています。山が遠くから青く見えるのは植物の出すいわゆるフィトンチットなどによるそうです。それは害虫やウィルスから身を守るための毒でもありますが、人にとってはその弱い毒は、逆に細胞を活性化させるもの。山に入ると気持ちが高ぶったり、心地いいのはそのせいだそうです。毒は強くなると、瘴気となるのですね。今年の緑の吐く気はちょっと強いような気がしています。


山はそして「闇」とか「黄泉」とも繋がっています。人の体も目に見えない「闇」。無意識の司どる領分がほとんどです。体を緩め、身体意識を活性化させる「ゆるめ塾」。どうぞお出かけください。

松岡大くんからのメッセージ
昔から、武道や芸能、スポーツの世界で重要視されてきた「正中線」や「丹田」。これらの身体意識の体得によって、非常に優れたパフォーマンスや理にかなった体づかいが可能になります。しかし、「正中線」にしろ「丹田」にしろ、身体を解剖してみても、そこに何か特定の器官があるわけではありません。このように、身体意識は実体はないのに、人の体の在り方に差を生みます。今回は、いつもよりもさらにぐにゃぐにゃにからだを緩めながら、身体意識を活性化させ、発達させるための簡単なエクササイズを行います。お気軽にご参加ください。
※着替えの場所はございませんので、動きやすい格好でお越しください。


【プロフィール】
松岡大(まつおか・だい)
http://daimatsuoka.com
http://land-jp.com
上智大学卒業。桑沢デザイン研究所卒業。2005年より山海塾に舞踏手として参加。
「金柑少年」「とばり」「うむすな」などの主要作品に出演中。
2011年より、街を歩きながらミュージシャンとダンサーによるライブを鑑賞するウォーキング形式のパフォーマンスイベントLAND FESを主催。
 2014年&15年に調布市せんがわ劇場主催、巻上公一(ヒカシュー)が総合プロデューサーを務める「JAZZ ART せんがわ」の同時開催イベントとして仙川の街でランドフェスを開催し、商店との交渉を重ねながら街全体を舞台に仕立てあげるユニークな企画性が音楽・ダンスのファンのみならず、地域の人々からの注目を集め、好評を博す。これまでに巻上公一、坂本弘道、森重靖宗、大石将紀、ユーグ・ヴァンサン、カール・ストーン等、多数のミュージシャンと共演している。