2016年1月24日日曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)vol.22 詩と朗読―言葉・語りと生物多様性―

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)vol.22

テーマ:詩と朗読―言葉・語りと生物多様性―
日時:2016年1月26日(火) 19時から21時
出演:坂田昌子(国連生物多様性市民ネットワーク)
     ウチダゴウ(詩人)
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
料金:2000円 
お問い合わせ:こちらのフォームからお問い合わせください。
         フォームの「本文」に「詩と朗読 参加希望」
         とご記入ください。
※席に限りがありますので、事前にお申し込みください。

高尾山をフィールドとしたネイチャーガイドであり古本屋「げんせん館」主人である坂田昌子さん3回目のTERRAIN VAGUEです。今回は坂田さんと長いつきあいだという詩人ウチダゴウさんの詩と朗読を通して、自然との向き合い方を伺いたいと思います。


ウチダさんは数年前に松本に移住し、デザインと言葉の「してきなしごと」を続けています。
自然の奥にある世界にうったえる歌や振る舞いから言葉は形を成していきました。
名付けや、言葉は人を縛りもしますが、自由にもしてくれると思います。
ウチダさんの朗読と、お二人のお話を聞きにぜひいらしてください。


【プロフィール】
坂田昌子(さかた・まさこ)
生物多様性保全の全国的ネットワーク「国連生物多様性の10年市民ネットワーク」代表。高尾山を守る環境NGO「虔十の会」代表。古書店「げんせん舘」店主。高尾山の自然を守るために圏央道トンネル工事に反対し、その活動に多くの著名人や市民を巻き込み影響を与えた。既存の「反対運動」ではなく、ツリーハウス作りやエコガイド、音楽やスポーツのイベントなどを通じて五感にうったえることを重視。以降、日本各地の環境を守る活動をする人々と交流しネットワークを作る。生物多様性条約締約国会議や国連持続可能な開発会議などの国際会議にも参加。

ウチダゴウ
詩人。1983年広島生まれ。立教大学卒。大学で法律を学びながら詩を書き、デザインを独学。現在、長野県松本市の町はずれで、詩とデザインのアトリエ「してきなしごと」を営む。2010年の詩集『空き地の勝手』出版以降、グリーティングカード、ポスター、包装紙、Tシャツ、トート バッグ、ハンドライティングアートなどあらゆるシャンルに詩を馴染ませた作品を立て続けに発表。2015年には、『空き地の勝手』の英語訳『Rules in A Vacant Lot』を出版。スウェーデンとスコットランドにて個展と朗読会を開催。優しく温かな詩を書いたと思えば、ときには批判精神とユーモアに富んだ詩を書く、変化自在な作風。物語性・寓意性の高い作品が多い。何者にもならないことそれがすべての肝心。

2016年1月7日木曜日

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)vol.21 女性シンガーソングライター入門 洋楽編

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ)vol.21

テーマ:女性シンガーソングライター入門 洋楽編
日時:2016年1月15日(金) 19時から21時
出演:岡村豊彦
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
料金:1500円 ※当日のプレイリストをCD-Rとしてプレゼントします。
お問い合わせ:こちらのフォームからお問い合わせください。
         フォームの「本文」に「女性シンガーソングライター入門 洋楽編 参加希望」
         とご記入ください。
※席に限りがありますので、事前にお申し込みください。

自ら詩を書き、曲を作るからこそ伝わる思いがある。かけがえのない存在として忘れられないものになる。

「女性シンガーソングライター」は今も昔も根強い人気がありますが、単にギターやピアノを弾きながら歌う人とは限りません。フォークに限らず、ロック、ソウル、ジャズ、今ならばEDM(エレクトリック・ダンス・ミュージック)など幅広いジャンルにまたがり、一人きりで静かに歌うこともあれば、グループのリードシンガーとしてステージに立ち、激しく歌い踊ることもあります。その魅力は多様であって、それぞれが独自のスタイルを確立しています。

今回は、1970年代初めのジョニ・ミッチェル、キャロル・キング、ローラ・ニーロといった大御所から2010年代のローラ・マーリング、ラナ・デル・レイといった話題の新人まで。なつかしのあの曲から、知る人ぞ知る名曲まで20曲ほどをクロニクルとして辿りながら、その全体像を紹介してみたいと思います。冬の一日を過ごすにふさわしい、素敵な曲に出会えることでしょう。

※当日のプレイリストをCD-Rとしてプレゼントします。

 選曲予定:
 Joni Mitchell 「All I Want」
 Carole King 「So Far Away」
 Laura Nyro 「You Don't Love Me When I Cry」
 Roberta Flack 「Killing Me Softly With His Song」
 Sarah McLachlan 「Angel」
 Aimee Mann 「Save Me」
 Regina Spektor 「Fidelity」
 Rilo Kiley 「Under the Blacklight」
 Laura Marling 「I Speak Because I Can」
 Lana Del Rey 「Video Games」

【プロフィール】
岡村豊彦(おかむら・とよひこ)
1975年東京生まれ、青森育ち。小説家を目指して上京。物語編集術に興味を持ち、松岡正剛を校長とするイシス編集学校の門を叩く。以後[破]応用コースの師範、物語講座の師範代など指導陣として経験を積む。音楽ライター、シナリオライターとしても活動中。最近ではスマホ向け物語ゲーム『NAZO』のシナリオを担当。文学・映画・音楽への造詣が深く、CDの所有量は15,000枚を超える。ロックを中心に幅広いジャンルの音楽に精通する。

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.20 白根全の「インカ道を歩いてマチュピチュへ!―世界遺産カパック・ニャンとインカ帝国」

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.20

テーマ:白根全の「インカ道を歩いてマチュピチュへ!―世界遺産カパック・ニャンとインカ帝国」
日時:1月10日(日) 19時から21時頃まで
講師:白根全
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
定員:25名
料金:2000円
お問い合わせ:こちらのフォームからお問い合わせください。
         フォームの「本文」に「TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.20参加希望」
           とご記入ください。
※席に限りがありますので、事前にお申し込みください。

ⓒMartin Chambi

世界遺産「カパック・ニャン」とは、ペルーを中心とした南米大陸の太平洋側諸国に広がる道路網のこと。インカ帝国時代に大きく発展したため、「インカの王道」とか「インカ道」とも呼ばれる。ペルーやボリビアほか周辺6カ国により世界遺産に共同で申請され、2014年に認定された。総延長は4万キロ超といわれ、アンデス山脈沿いに山側と海側を南北に走る2本の幹線と、それを東西に結ぶ無数の支線から成る。


その起点となっていたのは、インカ帝国の首都だったクスコ。文字通りすべての道はクスコに通じており、南北5000キロを超える大帝国は、この道路網を利用して巧みに統治されていた。交易から巡礼まで、人や物や情報がこの街道を行き交い、文字も鉄も車輪もない帝国は高度に整備されたネットワークを基礎に栄華を極めた。中でももっとも広く知られているのは、クスコとマチュピチュを結ぶインカ道だろう。インカ皇帝や貴族たちがマチュピチュを訪れる際に利用したこのコースは、現在では世界中のトレッカーが憧れるインカ・トレイルとなっている。


3泊4日のトレッキング・ルートは標高4125メートルの峠越えもあり、高度順応には充分な対応が欠かせない。事前の予約も必要で、乾季のハイシーズンは半年前からキャンセル待ちが出るほど。標高差のあるアップダウンを繰り返すルートだが、自分の足で到達したマチュピチュの景色はまた格別のものがある。、マチュピチュまでのインカ・トレイルを中心に、カパック・ニャンの姿を語る新年の空き地に、ぜひ足をお運びください。 


【プロフィール】
白根 全 Zen SHIRANE
カーニバル評論家。ラテン通いも既に25年余、訪れた国は6大陸140カ国を超える。人類400万年の旅『グレートジャーニー』の先乗り&コーディネートは実はこの人。世界で初めてサハラ砂漠を50ccの原付きバイクで縦断するというギネス・レコードを持つ冒険家にして旅人でもある。
(より詳しくはワイルド・ナビさんのサイトをご参照ください)


TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.19 松岡大のゆるめ初め

TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.19

テーマ:松岡大のゆるめ初め
日時:1月8日(金) 19時から21時頃まで
講師:松岡大
場所:東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 リムグリーン
地図 ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
定員:10名
料金:3000円
お問い合わせ:こちらのフォームからお問い合わせください。
         フォームの「本文」に「TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.19参加希望」
           とご記入ください。
※席に限りがありますので、事前にお申し込みください。

これまで世界45カ国のべ700都市以上でワールドツアーを行っている山海塾のダンサー松岡大による、からだをゆるめる方法を無理なく楽しみながら身につけるワークショップです。

前回12月26日(土)に行って好評だったワークショップが早くも2回目を迎えます。前回の様子はこちらをごらんください。


上手にからだをゆるめることで血液の循環を良くし、深い呼吸を行えるようになり、ストレス解消や疲労回復、集中力向上にもつながります。

脱力と遊びのなかで、からだの経験を拡げながら、生命の不思議に触れに行く。そんなことも目指しています。

「温室」にて様々な植物の息遣いに耳を澄ましながら、全身の細胞を活性化させて、身と心をリフレッシュさせてみませんか?


「初」に祈りを込めて…

※着替えの場所がありませんので、動きやすい格好でお越しください。

【プロフィール】
松岡大(まつおか・だい)
上智大学卒業。桑沢デザイン研究所卒業。2005年より山海塾に舞踏手として参加。
「金柑少年」「とばり」「うむすな」などの主要作品に出演中。
2011年より、街を歩きながらミュージシャンとダンサーによるライブを鑑賞するウォーキング形式のパフォーマンスイベントLAND FESを主催。
 2014年&15年に調布市せんがわ劇場主催、巻上公一(ヒカシュー)が総合プロデューサーを務める「JAZZ ART せんがわ」の同時開催イベントとして仙川の街でランドフェスを開催し、商店との交渉を重ねながら街全体を舞台に仕立てあげるユニークな企画性が音楽・ダンスのファンのみならず、地域の人々からの注目を集め、好評を博す。これまでに巻上公一、坂本弘道、森重靖宗、大石将紀、ユーグ・ヴァンサン、カール・ストーン等、多数のミュージシャンと共演している。